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製造の指標

経営の財務的側面は,バリューチェーンのループを完結させることと言えます。 バリューチェーンとは,原材料を最終製品に加工し,その製品を販売して現金を得て,その現金で新たな原材料を調達するという新陳代謝のようなプロセスです。

決定変数となるもの

  • 通常時間内での製品XY(およびZ)の生産
  • 残業時間内での製品XY(およびZ)の生産
  • 生産委託製品XY (およびZ
  • 生産チームの数
  • 従業員数
  • 昇進する職長(監督者)
  • 労働者の賃金
  • 職長の給与
  • 生産性ボーナス
  • 機械生産能力への投資

生産に関する制約

生産計画は,供給可能な資源によって制約を受ける。

  • 原材料F:
    • 1単位のXの生産には,Fが2単位必要である。
    • 1単位のYの生産には,Fが4単位必要である。
  • 原材料S:
    • 1単位のXの生産には,Sが4単位必要である。
    • 1単位のYの生産には,Sが3単位必要である。
  • 機械生産能力:6000時間
    • 1単位のXの生産には,1時間単位が必要である。
    • 1単位のYの生産には,1時間単位が必要である。
  • 労働者1人当たり480時間/四半期,6%が四半期ごとに離職する(離職率)
    • 1単位のXの生産に必要な労働時間は,16時間が要である。
    • 1単位のYの生産に必要な労働時間は,24時間が必要である
  • 職長:1人の職長(監督者)は,50人の労働者を監督できる。

自社生産とアウトソーシング

自社生産

  • 自社生産では,すべての生産能力の制約条件を満たした生産計画を立てる必要がある
  • 職長は,1四半期の訓練を受ける必要がある。解雇される場合には,1四半期前に通告を受ける必要がある。
  • 四半期当たり2000時間単位の生産能力を持つ機械のコストは以下の通り
    • 400,000円で,投資が承認されてから2四半期後に稼働が開始する予定である。

アウトソーシング

  • 生産を外部の生産企業(アルゼンチン)にアウトソーシングできる
    • Xについては2500まで可能
    • Yについては3000まで可能
  • 単価:
    • Xは138円
    • Yは200円

費用・貢献の計算

経費

  • 諸経費は,設備能力,機械の使用量,生産量に比例する。
  • 機械購入に伴う管理費には以下が含まれる。
    • 固定管理費:20,000円
    • 単位あたり3円の変動設置費用
  • 投資額の3/4は,「工具器具備品」として計上。20四半期で減価償却される。
  • 投資額の1/4は,「土地と建物」として計上。120四半期で減価償却される
  • 投資資金の支払いは,機械が稼働する四半期に支払われる。

貢献

  • 製造部門はすべての製品を販売部門に内部振替し,在庫を持たない。
  • 各製品の貢献額は,原価との差額である。
    • 外注生産の場合:購入費
    • 自社生産の場合:投入費
  • 毎四半期,従業員の8%以上を解雇することはできない。
  • この貢献額から,諸経費を差し引く。